院長ブログblog
歯ブラシ1本の歯磨きは、磨き残し「4割」!?
2020年4月17日
こんにちは。
横浜市センター南駅エリアにある、ひまわりにこにこ歯科です。
「毎日歯磨きをしていても、むし歯ができてしまう…」それは、磨き残しが原因かもしれません。
歯磨きには、何を使っていますか?
歯ブラシ1本だけだとしたら、毎回、4割以上もの磨き残しがあります。
しっかりと丁寧に磨けた場合でも4割以上です。適当に磨いていたら、もっと磨き残しがあるでしょう。
というのも、一般的な歯ブラシの大きすぎるヘッドでは、汚れがたまりやすいところにアプローチしきれないからです。
ここでは、磨き残しゼロを目指すための正しい歯磨きの方法についてお話ししたいと思います。
お口の中には、むし歯になりやすい場所があります。
・歯と歯のすき間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛み合わせの部分
この3カ所です。もし、歯を治療した跡があるとすれば、被せ物や詰め物と天然歯の境目も、むし歯リスクの高い場所といえます。
こういった段差やすき間に、食べカスや歯垢がたまりやすいのです。
普通の歯ブラシでは磨くことができないため、デンタルフロスや歯間ブラシといった歯間専用の清掃補助具をプラスした歯磨きを行いましょう。
そうすると、磨き残しは2割程度まで減らせます。
残りの2割は、セルフケアでは磨き切れない場所に蓄積される汚れです。
例えば、歯と歯ぐきのすき間の歯周ポケットの奥などに歯垢が溜まると、自力では取ること難しいでしょう。
歯と歯のすき間の歯垢は、最初はネバネバとやわらかい状態なのですが、3~4日で硬い歯石になります。そうなると、歯磨きでは取ることができません。
歯科医院で、定期的に専用の器具を使ってクリーニングしてもらう必要があります。
ひまわりにこにこ歯科では、定期検診やクリーニングを通じて、皆さんの歯の健康をお守りするお手伝いをしています。
ご家庭のかかりつけの歯科医院として、なんでも気軽に相談できる存在でありたいと考えています。