院長ブログblog
歯を強くする牛乳&ヨーグルト習慣のすすめ
2020年4月7日
こんにちは。
横浜市センター南駅エリアにある、ひまわりにこにこ歯科です。
「歯を強くするために、何を食べればいいですか?」という質問を受けることがあります。
答えは「好き嫌いなく、なんでもバランスよく食べること」です。
歯のために良い働きをする食べ物はありますが、それだけに偏ってしまってはいけません。
歯にも身体にも良い食事は、野菜を多めに、お肉や魚、主食は少し。
タンパク質、ビタミン類、カルシウムやリンなどのミネラルを、バランスよく摂ることが大切です。
それを前提にした上でのお話しにはなりますが、歯を強くするために積極的に摂りたいものの代表といえば、乳酸菌とカルシウムです。
ここでは、乳酸菌とカルシウムの摂り方について、お話ししたいと思います。
乳酸菌はヒトの口や腸にも存在する善玉菌。腸に効くイメージが強いかもしれませんが、お口の環境を整えるために役立ちます。
乳酸菌には抗菌作用があり、お口の中のむし歯菌や歯周病菌を減少させます。
乳酸菌の種類によって発揮する効果は少しずつ違うのですが、免疫力を高めて感染を予防したり、悪玉菌の発育を抑制したり、お口の環境を良好に整える働きがあるのです。
中でも、近ごろ注目を集めているのは「ロイテリ菌」という種類の乳酸菌です。
ヒト由来の乳酸菌なので身体に定着しやすく、期待する効果を発揮しやすいという特徴があります。
最近は、ロイテリ菌が配合されたヨーグルトやタブレットがたくさん発売されています。
日本人はカルシウムが慢性的に不足しています。ここ20年は、ずっと推奨量を下回っている状態です。
それも、日本の水がカルシウムなどのミネラル成分が少ない軟水であることが影響しているといえるでしょう。
カルシウムは身体を作るために重要です。普通の食生活では不足しがちなので、積極的に摂るようにしましょう。
小魚、小松菜などの野菜にもカルシウムが豊富ですが、なんといっても牛乳が効率よくカルシウムを摂取できる食品です。
1日コップ2杯の牛乳を摂る習慣をつけて、カルシウムをしっかり補うようにしたいところです。
ひまわりにこにこ歯科では、歯を強くする食生活はどんなものか知りたい、お子さんの歯に良いおやつって?といった相談にも応じています。
歯についてお困りのことがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。